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久しぶりに小説を読みました
2011-02-11 Fri 11:21
友人の薦めで、「永遠のゼロ」という小説を読みました。



第二次大戦の零戦(特攻隊)のパイロットを祖父にもつ青年が、自分のルーツを辿るべく、祖父を知る人々にインタビューをしながら、だんだんと本当の祖父の姿、戦時の日本の振る舞いを知り、、、というストーリーです。

戦争ものは、読むのが嫌いでした。つらい気持ちになるのがわかっているから、がその理由です。

読みながら、涙した箇所は2箇所ありました。が、そのことより、この小説を読んで強く感じたことがあります。



いまの日本は、あの貴重な(尊いたくさんの命を犠牲にした悲劇の)体験から、何も学んでいないのではないか、ということです。

その原因はどこにあるのだろうと考えざるをえなくなりました。
軍部? 大本営? 、、では、その軍隊組織のなかの誰なのか、、

ひとりの人間、一部の人間だけで、あんなとても論理的とも思えない、恐ろしい決断ができたんだろうか?

いや、、、これは、実は、「組織的」な問題に原因があったのではないだろうか?と思い始めました。



日本人が、いまの日本人になってしまったその原型はどこにあるのだろうか、、

そこまで思いがいき、歴史を遡り、するとある人物が思い浮かびました。




徳川家康です。

なぜ彼が乱世を終わらせ、一見平和でかつ何の問題もない社会をつくりあげることができたのか?
なぜあの時代に、鎖国をしたのか、、
いまの官僚組織の仕組みは、徳川の時代にできあがり、いまも脈々とつながっているのでは?

これらのことは、いったい何を意味するのか?
徳川家は、本当は何を目的にしていたのか?

究極の排他・保護主義ではなかったのか?

つまり江戸時代の平安は、単に、内なる平和にすぎなかったのではないか、、ということです。

もし、もっと外(国外、徳川家以外)に対しても、もっとオープンに、コミュニケートしていたら、、

西洋社会では、中世の十字軍の時代から、帝国主義の時代まで、
動機はどうあれ、
世界中に見聞(知識)や富をもとめ、
つねに進んだもの、自分達が知らないすごいもの、、
異文化との接触を重視し、

そして、自らもオープンにすることで、
お互いに吸収しあい、影響しあい、
社会として、経済として、
結果、大きく発展してきたのではないか、と思います。


閉じた世界では、
一見、幸せな社会を築けそうですが、
それはあくまで小さないわば「村社会」であって、

よりオープンなポリシーをもった組織には、
とうてい太刀打ちできない運命にあるのではないだろうか、、



日本は、あの徳川の時代に、
あまりにも長く、世界との窓を閉じすぎ、、制限しすぎたため、
気がついたときはもう遅く、

明治維新も無血革命で、
ほんとうの意味で市民蜂起は起こらず、、
ゆえに、お上に従っていればいいという風潮(文化)がさらに続いてしまうことになったのではないか。。


100年単位の遅れを取り戻す為に、、
富国強兵というあせりの国策を生み、、
なまじ日露戦争で戦勝が仇(逆効果)となり、、

以後は、外交の孤立(世界の空気を読み違い)、
軍部という「組織」の暴走を、誰もとめられなかった。。
ジャーナリズムもそれに加担せざるを得なかった。。

かくして、大戦では、あんなにも貴重なたくさんの市民、兵隊さんの命が失われることになったのではないか、、
そこまで考え込んでしまいました。



私は、歴史家でもないし、哲学者でもない、、政治家でもない、、
これらの分析(仮説)も間違いだらけ、かもしれない。


でもひとりの人間として、
地球にうまれた地球人として、

ほんとうの平和を目指していくには、
まずは、オープンであること、オープンでフェアだと、
世界中の人に思ってもらえる組織をつくり、

そこで興しているこのいまの事業が、これからの事業が、

世界中に認められ、
賛同してもらい、
それにより働いてくれる人が増え、
さらに、共感(応援)してくれるユーザが増え、

そういう地道なことを通してしか、
社会に、世界に、そして世界平和に貢献はできない。

歴史の貴重な教訓は、
決して無駄にしてはいけない。

そんな気持ちになったのでした。
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